「ふでばこ」とは?その中身に必要な物は?

わたしたち日本語指導員が指導初回にみることのひとつに、児童のふでばこのチェックがあります。
日本の小学校で推奨されているふでばことその中身とは、次のようなものです。

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えんぴつ4本(低学年の場合、2Bが理想的)、赤えんぴつ1本、油性ペン1本、消しゴム1個
ふでばこは、授業に集中できるように絵などがついていないシンプルなものを推奨されています。

先月から指導を開始した、フィリピンから来たAちゃんの「ふでばこ」。
指導初日にはきちんと中身がそろっていました。
でもここのところ、彼女のふでばこの中身は、鉛筆1本と赤鉛筆1本だけ。
1本の鉛筆で一日の授業を過ごすため、鉛筆を貸して!とよく頼まれるようになりました。
この一か月の間に何かがあったのかなあと少し心配しています。

お母さん、お父さん、お子さんの「ふでばこ」の中身がきちんと揃っているかどうか
時々見てあげてください。
新しい環境に馴染むためには、保護者のサポートが不可欠なのですから。

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